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遠海に潜水艦とともに

ヴォルフガング・リュート海軍大佐(1913-1945)

1913年にリガで生まれたヴォルフガング・リュートは、1933年にドイツ海軍に入隊し、1937年初頭にUボート部隊に中尉として転属した。
二等航海士としてU-27に乗り、スペイン内戦に参加。
第二次世界大戦が勃発すると、
一等航海士としてU-38の北大西洋哨戒に赴き、9月6日と11日にイギリス艦艇2隻を撃沈した。
一時的にU-13の指揮官を務めた後、1939年12月30日に初めて自身のボートであるU-9の指揮官に就任。このボートと、
他のボートであるU-138、U-43、U-181とともに合計15回の戦闘哨戒に​​出航し、海上で合計640日を過ごし、インド洋まで航海した。
彼は登録総トン数22万5千トンを超える47隻の艦船を沈没させ、さらに2隻に損害を与えた。彼の最後の哨戒は206日間の海上継続任務であり、戦争史上2番目に長い任務となった。数々の功績により、騎士十字章、柏葉章、剣章、ダイヤモンド章など数々の勲章を授与された。
海上で無敗を誇った彼の運命は、終戦直後、悲劇的な結末を迎えた。フレンスブルク=ミュールヴィクの海軍兵学校の艦長兼司令官として、
カール・デーニッツ元帥率いる最後のドイツ帝国政府の警備も担当していた時彼は部下の警備兵に射殺された。

主な乗艦と部隊

U-9
U-138
U-43
U-181
第22潜水艦艦隊
海軍兵学校
写真  地図
1  バイオ 14  
2 護送船団狩り(騎士十字) 9  1
3 129日間航海(柏葉) 11
 2
4 特集 リュートの陸上での任務 6  
5 インド洋 (剣付柏葉) 8  3
6 インド洋での戦い  6 1
       
       

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剣付柏葉受章者 No.30 ヴォルフガング・リュート海軍大佐
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